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同じように平坦な土地に建っているけれど、実は地盤の状況まで同じとは限りません。
地盤状況を把握せずに、ただ建物を水平修正することは再沈下の危険性が非常に高くなります。
どんな地盤の上にある建物が危険なのか?造成されたはずの土地がなぜ沈むのか?
ここではそんな地盤の疑問をご説明します。
■地形によって変わる地盤の状況
家が建っているのがどんな地形かがわかると、おおよその地盤構造を推測することができます。ここでは、地形ごとに地盤の特徴を図と安全性(目安)を示してあります。
※評価基準は、一般的な地盤を「軟弱地盤比率」で算出したものです。地域によって異なる場合があります。確実な地盤状況は地盤調査で判断します。
■地形の安全レベルをチェック
地形別でみた地盤の強さを評価したものです。ご自宅の建っている場所を確認し、
地盤の強いところ、弱いところを比較してみて下さい。
※下の項目「地形の安全評価」をクリックすると各地形の特徴が見られます。
- 地形の安全評価:A
- 山地、台地の低位面、丘陵地、台地、凹地
- 地形の安全評価:B
- 台地と低地の境、扇状地
- 地形の安全評価:C
- 旧河道、緩扇状地、自然堤防、後背湿地、
砂丘・砂堆、氾濫低地 - 地形の安全評価:D
- 谷地、海岸低地、広域埋立地
※上の各項目をクリックすると、各地形についての詳細ページへ移動します。
例に上げた地形と地盤状況はあくまで平均的な視点から示したものです。
場所によって地盤構造が大きく異なっていたり、軟弱地盤の深さも変わります。
ただし、共通して言えることが一つだけあります。
軟弱地盤が原因となる不同沈下は、その原因を直さない限り再沈下します。
(軟弱地盤が深くまで続く場合)
まずは専門業者による地盤調査でご自宅の地盤を調べ、
状況を把握することがご自宅を確実に直すことへの第一歩です。
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